放射性物質検査結果等について(2011年8月)

2011年8月5日
品質保証部

お客様より当社製品に対する放射性物質の影響についてお問い合わせが寄せられております。今のところ当社製品の原材料に関してお客様の健康に影響を与えるような情報は入ってきておりませんが、いま判明していることについてお知らせをいたします。

  • 製品製造に使う水について

    • 当社の製品を製造する際に使っている水について、直近の放射性物質検査結果は以下の通りです。
    • 工場 水源 結果 情報源
      盛岡工場 地下水(井戸1) 不検出 当社自主検査※1
      地下水(井戸2) 不検出 当社自主検査※1
      水道水 不検出 盛岡市Webサイト
      仙台工場 地下水(井戸1) 不検出 当社自主検査※1
      地下水(井戸2) 不検出 当社自主検査※1
      水道水 不検出※2 宮城県Webサイト
    • ※1 当社自主検査について
    • 検査機関
      (社)岩手県薬剤師協会営 岩手県医薬品・衛生検査センター
      検査項目
      放射性ヨウ素(I-131・測定限界20Bq/Kg)、放射性セシウム(Cs-134とCs-137・測定限界10Bq/Kg)
      測定方法
      NaI(TI)シンチレーションスペクトロメーター機器分析法
      前処理方法
      緊急時におけるγ線スペクトロメトリーのための試料前処理法
      測定機器
      CAPINTEC製 Captus300
    • ※2 過去3月末から4月初旬にかけてごく微量の放射性ヨウ素が検出されたことがあります。しかし、食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値(100Bq/Kg)の1/20以下の量(最高4Bq/Kg)であるため飲用に供したとしても健康への影響はないとされています。また、この指標値は月〜年単位で摂取した場合に設定されたもので、ごく微量・短期間の摂取では乳児であっても健康に影響を及ぼす可能性は極めて低いとされます。(日本小児科学会、日本周産期・新生児医学会、日本未熟児新生児学会の共同見解)
  • 主原料(小麦粉)について

    • 当社で使用している小麦粉の大半は、製パンに適しているとされる国外産小麦(主にアメリカ産、カナダ産、一部オーストラリア産)を原料としております。残りは「いわての良い味再発見」シリーズなど一部の商品に岩手県産の小麦粉を使用しておりますが、現在製造に使用しているものは昨年中に収穫・製粉・貯蔵されたものです。したがって、当面健康に影響の出る可能性はないと考えております。今年収穫の岩手県産小麦粉については来年初頭に入荷する予定になっており、事前に検査をいたします。
    • 【追記:2011/08/15】岩手県の検査で、岩手県央部(サンプリングは紫波町)の小麦からは放射性物質は検出されなかったと発表がありました。安全性が確認されたとの判断で通常通り出荷される予定です。(情報源
  • 副原料(小麦粉以外の原料)について

    • 当社では1000種類以上の副原料を取り扱っており、現状の岩手県、宮城県内の検査態勢で全て独自に放射性物質の検査をすることは困難です。そのため供給元の加工メーカーの判断を受け入れ、異常があった際に連絡をいただく事にいたします。今のところ暫定基準値を超えた事例のある牛肉や茶葉などを原料として使用していた商品はありません。
  • 工場周辺の空間放射線量について

    • 地上1mにおける工場から最も近い場所の直近の空間放射線量は以下の通りです。

      工場 測定場所 空間放射線量(μSv/h) 情報源
      盛岡工場 徳丹城跡公園(矢巾町) 0.05 岩手県Webサイト
      仙台工場 大和町役場前 0.12 宮城県Webサイト

      両工場とも自然放射線量(世界平均0.27μSv/h)と比べて低いことから通常の管理体制を続けます。

    上記の説明について、または個別の商品に関してご不明な点がございましたら、【こちら】で紹介しておりますいずれかの方法でお問い合わせください。できるだけお客様の不安を解消できるよう努めて参りたいと思います。